Tomozoゆるゆるブログ

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【書評】【小説】点と線 松本清張 ~先入観を捨てろ~

おはようございます、ともぞーです。

 

今回読んだ本はこちら

点と線 (新潮文庫)

 

松本清張『点と線』です。

 

この本はニュース解説で有名な池上彰さんが

 

読書好きになったきっかけの本だそうです。

 

また、私は格闘技が好きなのですが、

 

RIZINで活躍中でYouTubeも絶好調な

 

朝倉兄弟が普段推理小説を読んでいるそう


インタビューで失礼だった女性がその後ヤ〇ザに絡まれていたら朝倉未来は助けるのか検証してみた

 

 

先を推測しながら読み進める事が

 

格闘技でも相手の攻撃の先を読んで戦う事に役立つそう。

 

単純な私はこの二つを聞いて

 

早速この本をポチりました(笑)

 

小説なのでネタバレはしませんが

 

「古典的ながらも完璧に練られた犯罪計画」

 

に私も感心させられました。

 

またこの計画は

 

時刻に超正確な日本の鉄道網だからこそできた犯罪なのでは?

 

と思いました。

 

そこで少し調べたのですが、

 

日本の鉄道網は

 

・完璧に計算されたダイヤ計画

・遅延発生時のシステム制御

 

によって今の正確性が担保されているそう。

 

詳しくはこちら↓

http://www.hitachi.co.jp/kids/kinopon/kinopontown/traffic/02/page2.html

 

 

そして本の最後の解説部分には

 

松本清張ならではの物語に込めた思いに加え、

 

物語中のトリックの抜け穴まで指摘されていて

 

平凡な私は本編で感心させられた後に

 

解説でも「確かにそうだなぁ」と

 

2度も感心させられました(笑)

 

ってことで2度楽しめます、この作品、この本。

 

古い作品ですがそこまで長くも無いので

 

普段推理小説を読みなれていない方でもおススメですし、

 

朝倉兄弟が言っていたように

 

確かに頭使います(笑)

 

推理小説の面白さに気づかされた作品でした。

 

ではでは。

 

点と線 (新潮文庫)

点と線 (新潮文庫)