Tomozoゆるゆるブログ

新社会人。汐留サラリーマン。読書、映画、銭湯、キックボクシング、筋トレ、鶏肉をこよなく愛す。

【書評】世界しあわせ紀行 Eric Weiner  関根宏光・訳

 

こんにちわ、ともぞーです。

 

今回読んだ本はこちら。

 

「世界しあわせ紀行」(ハヤカワノンフィクション文庫)です

世界しあわせ紀行 (ハヤカワ・ノンフクション文庫)

 

先日遅めの夏休みをもらって海外行こうと思ったんですけど

 

お金も日数もあんまないので

 

読書で旅行を追体験しました。

 

この本では作者であるEric Weinerさんは

元バリバリのアメリカ最大手のマスコミ新聞記者。

 

そんな筆者が

「幸せは場所に依存している」と仮定して

 

「幸せ」のキーワードに引っかかる国にたびするノンフィクションです。

 

作者が訪れた国は

 

・オランダ

・スイス

ブータン

カタール

アイスランド

モルドバ

・タイ

・インド

アメリ

 

どれも行ったことないですが

 

この本読んで特にタイインドに行ってみたくなりました。

 

物事を深く考えない、なんとかんる精神のタイ。

 

全てをごっそり包み込むインド。

 

何かと考えすぎがちな俺にはうらやましい(笑)

 

 

逆にモルドバは行きたくない(笑)

 

この本で筆者は不幸な国としてモルドバに行っていますが

 

暗さが伝わって来て読んでいて鬱になりました(笑)

 

 

その他にもこの本には幸せに対する筆者が旅行先で感じた事が

 

筆者特有の独特な言葉で表現されていたり、

 

幸せに関する哲学者の話も出てきて

 

結構勉強になりましたね。

 

<心に残った言葉>

 

”言葉というのは楽しい心の状態よりも楽しくない状態を言い表す単語の方がはるかに多い”

 

”心をこめて何かをすることがなくなったら、人生なんて空っぽだ”

 

”妥協も一つの技術で、使わなければ衰える”

 

”水の中で温度を感じるには、自ら少し動かなければならない”

 

”自分にしかない不幸からどんな宝を引き出せるか考えてみるとよい”

 

”真の人間とは演技と知りつつ誠心誠意それを演じる人間である

 

 

 

読書で旅行体験+ちょこっと哲学的

 

これは読んでよかった。

 

おススメです。

 

 

世界しあわせ紀行 (ハヤカワ・ノンフクション文庫)

世界しあわせ紀行 (ハヤカワ・ノンフクション文庫)