Tomozoゆるゆるブログ

新社会人。汐留サラリーマン。読書、映画、銭湯、キックボクシング、筋トレ、鶏肉をこよなく愛す。

Fukushima50を観てきました。

こんばんは、ともぞーです。

 

 

Fukushima50を観てきました

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あの当時、僕は高校の合格発表の日。

 


合格後、家に帰って余韻に浸っていた束の間、テレビの映像に釘付けになっていたのを思い出します。

 


僕は遠く離れた西日本にいたのでただただテレビの画面を見ながら、これほんとに日本なの?と思って観てました。

 


さて、今回の映画は

 


門田隆将さんの「死の淵を見た男」が原作。

 

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)
 

 




因みに大学の頃に門田さんの本は何冊か読んでいまして、

 

これは太平洋戦争の時、実は台湾の為に日本人が粉骨砕身で大義を果たすことに挑む話。

 

 

こちらは光市母子殺害事件を描いた話。

被害者遺族を助けた周りのサポート、特に会社の上司の言葉には感動しました。

 

 

 

今回のFukushima50を観て

 

 

今の日本が何とか最小限で原発の被害を食い止める事ができたのも、

 

 

福島原発の生の現場で命をかけて守ってくれてた人のお陰だったんだと。

 


原発自体に賛否の声はありますが、

 


少なくとも現場で働いている人は

 


自分の仕事に誇りを持って

 


地元の為に、日本の為にと。

 


その責任感の大きさは

 

 

筆舌に尽くしがたいものがあります。

 


時に白い目で見られ、

 


批判されたり、差別されたりしても

 


緊急時は住民、国民すべてを命をかけて守る責務がある。

 


原発は通常の発電所以上にセンシティブだと思います。

 


作中で

 


原発が機能が麻痺して暴走しそうな時、

 


ある作業員がその原発をアイツと呼んで、

 


「アイツは俺がここに勤めてからずっと面倒見てきたんです。アイツの性格は俺がよくわかってます。俺がアイツを助けなきゃ。」

 


と、放射能漏れで被爆して命を落とす事を覚悟で原発内部に行こうとする姿は胸を打たれました。

 


また、この映画では現場と本部の軋轢も描かれています。

 


現場を大切にする。

 

 

ビジネスでも当たり前の様に言われる事ですが、

 


やはり大事なんだなぁと。

 


これが出来てないと、未曾有の事態では一気にボロが出る。

 


当時の教訓を我々社会は活かさないといけませんね。

 


正しい情報を発信し、現場の声を最優先にする。

 

 

 

今、コロナウイルスで大混乱な世の中で

 


これが出来ているんでしょうか?

 


日々のニュース、政府の動き、世界の動きの中に

 


正しい情報と現場の声が反映されているのか?

 


この視点を一人一人が持つことが重要ではないでしょうか?

 

この困難を皆んなで乗り越えたいです。

 


ではでは。