Tomozoゆるゆるブログ

新社会人。汐留サラリーマン。読書、映画、銭湯、キックボクシング、筋トレ、鶏肉をこよなく愛す。

「これも仕事だからね」って言う人はセンス無い

「これも仕事だからね」と言う人には誰もついていかない

 

おはようございます、ともぞーです。

 


最近仕事をしてて思った事があります。

 


題名の通り

 


「これも仕事だからね」

 


と言う人はセンス無いなぁと。

 


仕事の中で全員モチベが上がらないような事だけど、誰かがやらないといけない事ってあるじゃ無いですか?

 


雑務とか面倒な作業とか立ちっぱなしで対応しないといけない時とか。

 


僕も新人なのでこういう仕事を振られる事あるんですよね。

 


そういう時に

 


「これも仕事だからやってね」

 


みたいな事言われることあります。

 


この言葉を言われた瞬間に

 


「つまらない、面倒臭い仕事=お金が貰えるから我慢する」

 


仕事は辛い事をする事だけど、給料貰うためにするものだ

 


という思考が頭を過ります。

 


これでますますモチベーション下がると思うんですよね。

f:id:Tomoki0207:20200223070002p:image


僕が先輩だったら言わないかなぁと。

 


そうじゃなくて

 


例えば飲み会の幹事を若手がやらないといけない時には

 


「店と連絡を取り合って調整したり、会場の場を仕切ったりする経験は今後自分で人を巻き込んで仕事をする練習になるよ〜」

 


とか

 


この前僕も展示会で立ちっぱなしでお偉いさんの相手をしないといけなかったのですが、そういう場面でも

 


「ここにいらっしゃる人は普段会えない人ばかりだから、折角だから色々話しかけて顔を売っておいたらいいよ〜」

 


てなか感じで仕事に意味を見出す言葉を掛けてあげるべきだと思うんですよね。

f:id:Tomoki0207:20200223070015p:image

 

こんな感じで言われると

 

この仕事もちょっと頑張ってみよっ!

 

と僕なら思えてきます。


(上記よりももっといい事言えるぞ!って方いらっしゃるかもしれませんね。僕の語彙力がまだまだなので汗)

 


まぁ確かに仕事って突き詰めると

 


お金あげるからその分上の人がやりたくない事やってね。

 


って真理な部分はあるとは思いますが、

 


それを言うと少なくともその場で仕事に対するモチベーションは上がらないので

 


言い方を気をつけないとなぁと思いました。

 


ではでは。

「食べること」の進化論

皆さんこんばんは。ともぞーです。

 

私は昨年からキックボクシングをやってまして、週に3、4回程、仕事終わりや土日にトレーニングに興じております。

 

スポーツや筋トレにハマる人あるあるかもしれませんが、食事を凄く気にする様になりました。

 

余計な脂肪とかつけると動きが鈍くなるし、回復だったり筋肉を増やすとなると充分なタンパク質が必要だったり、、、

 

そんな最近の生活でふと目に止まって買ったこの本。

 

f:id:Tomoki0207:20200214195924j:image

 

感想としては読了後に

食の現在、未来に思いを馳せる自分がいました!

 

堅苦しい文章ではなく読みやすい上に、食を通じて我々人類が歩んできた歴史と現在、そして未来に関する様々な知識を得られました。

 

まず、ドキッとした言葉。

 

「普段その人が口にするものを言ってごらんなさい。どんな人か必ず言い当てられるから。」

 

これフランスの美食家の有名な言葉らしいのですが、

 

めっちゃ深い、、、

 

気になる人がいたら、普段の食事を聞いてみるとその人が自分の身体をどの様に扱ってるのか分かるかも。

 

食べない、とかインスタントとか、ばかりだと

「あぁ、栄養とか気にしない人なんだぁ」

「それだけ忙しいのかなぁ」

色々想像出来ます。

 

僕は自分が食事に対して栄養とか気にしたいので、食に対してテキトーな人とは合わないかもです笑

 

いざ結婚するとなると、食事って1日3回は向かい合って時間を共に過ごすわけですから、ここの価値観が合わないと生活できないと思うんですよね。

 

でも、最近では遠隔地にいる人とネットを通じて画面越しで食事をしたり、違う時間帯に食べた第三者の映像を記録した上で目の前に映し出して会話できる様にプログラムされたり。

必ずしもその場で食事を共有しなくてもいい様な技術も出てきてるそうです。

 

今の自分では考えられないですが、未来人からするとそれが当たり前の"家族団欒"の姿かもしれません。

 

しかしながら人間の脳は食事の味だけで「美味しい」の判断はしないそう。

例えば家庭の味、お袋の味が特別その人だけに通じる美味しさがあるのは、無意識の内に脳内で「自分のために作ってくれた食事」という背景をインプットしてるからだそう。

感性が動かされるのですな〜

 

だから食品ブランドはイメージが大切。

 

このブランドは消費者の事をよく考えてるというイメージを植え付ける事が「美味しい」と感じてもらえ、リピーターを生むのに必要な要素だそう。

 

確かにスーパーの惣菜コーナーで

にこにこのコックさんの写真で

「私が真心込めて一つ一つ調理しました!」

とか

にこにこの農家のおじさんおばさんが

「私たちが一生懸命収穫しました!」

 

って書かれてたら、普通に売られてるよりも美味しそうに感じてしまいます笑

 

そんなこんなで我々は食に対して味覚だけじゃなく、あらゆる神経を使ってるんですね。

 

最近は第三者の目まで気にしてインスタ映えの食事まで。

 

色々気にする時代ですね。

 

そんなこんなで、へぇ、ほぉ、と納得させられる事が多く、一気に読んでしまいました〜

 

 

食が大好きな方、食を通じた未来の我々の生き方に興味ある人におすすめです!

 

 

「食べること」の進化史 培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ (光文社新書)

「食べること」の進化史 培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ (光文社新書)

  • 作者:石川 伸一
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/05/21
  • メディア: 新書
 

 

ではでは〜。

 

 

 

フォードvsフェラーリ

アカデミー最優秀作品賞がパラサイトでしたね。

僕も観ました。

また感想かければと思いますが、結論から言うと

2時間ちょっとあっという間だった!

大学時代から何気に映画が好きで、図書館で暇つぶしに観たり、友達のアカウント借りてネットで観てます。

最近はキックボクシングの練習オフの日に映画館行く事を再開しました。

そんで、今回観たのがフォードvsフェラーリ

f:id:Tomoki0207:20200211113458j:plain

マッドデイモンが地元の友達に激似なのはさて置き、

男心を擽り、かつ組織の一員とはどういうことか?という事を考えされました。

やっぱりエゴを捨てて動かないといけない時はあるし、時に自分を犠牲にしないといけない時は必ずありますよね。

でもかならず誰かはその姿を見てくれてる。

その時は報われなくても。

男は背中で語れ。みたいな事よく聞きますけど、

そういったマッチョ要素が含まれてる作品、嫌いじゃないです笑

この映画見てから街で見かけるスポーツカー見ると、

お!かっこいいかも。

と思う様になりました。

ではでは。

【書評】経済は地理から学べ!を読んでの感想

 

 

こんにちは、今回も読書の感想を。

 

 

 

経済は地理から学べ!

 

宮地秀作 著 「経済は地理から学べ!」 です。

 

 

今回の学び

  • 資源=強みを持って、その強みを活かす事が出来る国は強い!
  • その国の文化、生活はその土地の利が色濃く反映している
  • 環境を利用して生き残れ!

です!

 

 

 

 

 

 なぜ中国は国土を広げようとするのか?

 

この答えはシンプル。

 

資源のパイは決まっているから。

 

 

例えば生命の維持に一番重要な水。

 

この水が非常に貴重で、

1滴の水を人間含む全ての陸上生物と分かち合う必要があるのです。

 

 

以下少し複雑な計算ですので、読み飛ばして頂いて構いません

 

 

 

地球上の水は約14億km³。

 

その内海水が97.5%、残り2.5%が陸水で、そのほか僅かな水蒸気。

 

この2.5%の陸水の内訳は

 

氷雪・氷河68.7%、地下水30.1%、地表水2.2%

 

このうち、生活用水として利用できるのは

 

地下水と地表水。但し地下水は掘削が容易ではない。

 

また地表水は河川水、湖沼水、土壌水に分類され生活用水は主に河川水。

 

つまり私たちが水として使えるのは河川水であり

 

これは陸水の内の0.006%。

 

計算してみると14億km³(全ての水)×2.5%(陸水)×0.006%(河川水)

 

=2100㎞³

 

この数値、一見沢山ありそうにみえますが、ここで頭の体操。

 

地球儀に例えると

 

地球の半径6378㎞を半径64㎝の地球儀として14億km³のすべての水を考えると

 

地球儀上では1400ml。

 

※ 4/3π(6400)³:14億km³=4/3π(0.00064cm)³:X

 

おなじ様に計算すると先ほどの河川水2100㎞³は0.0021ml。

 

1400mlに対して0.0021mlは一滴にもならないことが分かります。

f:id:Tomoki0207:20191124161938p:plain

 

 

 

この一滴の水を陸上生物みなで分け合っている。

 

単純に考えれば領土を広げてこの水を確保するのは戦略的に正しくて

 

水以外の資源も基本的に限られたパイですから、同様に

 

領土を広げてその土地の資源を自国のものにすることは理にかなっている。

 

中国が日本の尖閣諸島に資源があると判明してから領土拡張をしていることも分かります。

 

そしてパイが決まっている資源=資産と考えると

 

資産はエンジンとなり経済を回し、

 

資産を持つものは発言権を持つ、

 

と考える事も出来そうです。

 

 

 地理と食の深いつながり~ドイツのビールとポーク~

 

続いて土地と食について。

 

いきなりですが、ドイツの食文化といえば?

 

・・・

 

 

・・・

 

 

 

そうです。

 

ジャガイモ、ポーク(ソーセージ等)です。

 

German Oktoberfest Sausage Cartoon Character Holding A Beer : ストックイラストレーション

 

これにも理由があります。

 

ずばり

ジャガイモ栽培しか適さない土地を最大限利用している!

 

 

ドイツは寒冷のやせ地であまり作物の栽培は適さない国。

 

そんな土地でも栽培できる作物としてジャガイモをフリードリヒ2世が

 

当時のプロイセン(現ドイツ)に普及させました。

 

 そして豚は「天然の掃除機」と呼ばれる程

 

雑草や植物の不可食部分等々なんでも食べます。

 

そこで雑草とジャガイモの皮を餌として利用する事で豚の飼育に成功させたのです。

 

芋あるところに豚があり!ともいわれるそうで

 

日本でも鹿児島や茨城といったサツマイモの栽培が盛んな土地は

 

豚の飼育も盛んなのです。

 

ちなみにドイツではビールが盛んですが

 

貴重な小麦を使わせないように

 

ビールの原材料が法律で決められていた時期があったそうです(笑)

 

その当時は逆に小麦を使ったビールは高価格で闇取引されてそう(笑)

 

こう考えると1次産業って戦略的!

 

地理を自分の環境と考えて、置き換えると

 

私は新人の社会人ですので

 

新人の社会人=ある程度失敗が許される、いろいろ挑戦させてくれる

 

これは依然記事にも書きました橘玲さんの本にもあったこと。

 

 

tomozou777.hatenablog.com

 

 

今の状況である若さ、新人の社会人を活かすべきだと思いました。

 

 

 

 資源がない日本の未来は?

 

日本は一般的に資源がないと言われています。

 

たとえばメタンハイドレートが日本の海の周りに沢山あると言われていますが

 

掘削~利用するまでのコスト高がやはり問題だそう。

 

ではなぜGDP3位の国になれたのか。

 

答えは

 

人口の多さ×一人当たりGDPの高さ

 

2度のベビーブームもあり、現在は少子高齢化ではあるものの

 

世界の10番前後の人口の大きさを誇ります。

 

ですから内需でどんどん消費が回る。

 

かつ基礎教育を徹底的に充実させて

 

一人当たりの生産性(GDP)を高めた。

 

ですから一般的に識字率も高く、そうした教育を受けた人が

 

社会で成果を出す。

 

そしてその高い品質を求めて内需だけでなく外需も発生する。

 

 

今の日本は少子高齢化でどうしても投票率の高い高齢者優先政策になりがちですが

 

 

↑の循環を取り戻すためには

 

子どもをどんどん産んでもらう仕組み

 

子どもの教育水準を高める

 

を推し進める事が長期的には正解だと思います。

 

こうした方向に家事を切るのはどうすればいいのか・・・

 

やはり若者が投票に行って少数意見でもいいから政治家に若者を無視させない

 

ことが必要ではないでしょうか?

 

 

でないと資源に恵まれ、どんどん経済成長する国に移住する人が

 

増えて行ってしまいそう・・・

 

 

今回はこの本を読んで、

 

地理と経済の密接な関係と

 

日本の未来について

 

考えさせられました。

 

 

 

経済は地理から学べ!

経済は地理から学べ!

 

 

 

興味あるかたは是非!!

 

ではでは。

 

 

 

 

 

【考察】スポーツ選手をタレント出演させたい理由

こんにちは、ともぞーです。

 

さて昨日のRWCを皆さんご覧になられたでしょうか?

 

南アフリカ強かったですね・・・

 

日本の良さをことごとくつぶしてるように感じました。

 

しかし、ラグビーがこんなにも魅力的なスポーツだという事を

 

日本中にしらしめた日本代表の功績はすばらしい。

 

ラグビー日本代表、ありがとう!!!

 

(しかし毎週末の楽しみが一つ減っちゃったな・・・(笑))

 

さて、ふと思ったのですが

 

今後日本代表の選手からおそらくバラエティ番組に沢山出てくる選手がいるのではないでしょうか?

 

 テレビ番組のイラスト

 


その理由を考察してみました。

 

結論から言うと、言い方悪いかもしれませんが

 

スポーツ選手は番組制作サイドからすると好都合

 

って事ではないかと。

 

別にテレビ関係者では無いですが、以下に勝手に考察。

 

 

1 タレントで好都合な4大要素

 

知名度×好感度×低コスト×扱いやすさ

 

これらに分解できるのではないかと。

 

なぜなら知名度×好感度はスポンサーを惹きつけやすく、

 

低コストとは予算の範囲内で、効果的に。

 

扱いやすさとは番組制作側が意図するものつくりやすい。

 

 

ではそこにアスリートを使うとどうなるでしょう?

 

2 アスリートの3大要素

 

好感度〇 知名度〇 ギャラ安い 

 

好感度と知名度は申し分なし。

 

「一定以上のファンがいる=視聴率も一定以上」

 

そのアスリートのファンは番組をチェックするので、普段同じ番組を観ていない視聴者層もとりこめそう。

 

 

 

ギャラは個人アスリートは別としてプロスポーツ選手は

 

本業で企業からお金をもらってる。

 

企業は自分んとこの選手がバラエティに出てチーム名が

 

連呼されて、広告になるから、ある程度安い言い値のギャラでおk。

 

これで低コストもクリア。

 

さらに

 

3 アスリートは扱いやすい

 

バラエティ番組やワイドショーにアスリートが出たと仮定しよう。

 

以下にそのメリットを。

 

 

メリットその1

 「ある程度固定化された質問でトークが成り立つから簡単」

 

一般的には

 

この前の大会はお疲れさまでした!

今の気持ちは?

大会が終わって何がしたい?

スポーツを始めたきっかけは?

etc

 

質問はある程度大体固定化されてる。

 

その上で

 

好都合その2

トークを盛り上げやすい」

 

例えば

司会者:好きな食べ物は?

に対し

アスリート:カレーです。

 

だとすると

 

これだけで、

 

え?カレーになんか秘密があるんかな?

カレーって体にいいんかな?

 

って視聴者は勝手にアスリートフィルター掛けて

 

想像を膨らませる。

 

だから簡単な質問でトークを進められる。

 

 

これ普通のタレントが「カレーです」

 

ってこたえても

 

へぇ、そうなんだ

いや、もっと面白い事言えよ!

 

ってなってしまうでしょう。

 

簡単な質問から、あとは司会者の腕があればこちらのペースに持ってきて

 

ガンガントークを進められる。

 

下手に若手タレントや芸人が出て出しゃばられて滑るより楽なのではないでしょうか?

 

 

以上の3点

 

 

 

これらを考慮して

 

ギャラも安く、視聴率も確保でき、扱いやすい

 

 

そんなアスリートはタレントとして扱いやすいのではないかと。

 

 

一方でもし上記の仮定が正しいとすると

 

 

アスリートの戦略としては

 

タレント出演をプラスに捉えて逆に自分の知名度を上げてファンを増やす

 

ことに目を向け

 

その為にトーク力を磨いて、番組制作側の予想を上回るおもしろさを生み出す

 

みたいなことが必要になるかもしれません。

 

これはでもいい意味で最初のハードルは低いので

(本業はタレントではないので)

 

ほんの少しでいいので期待以上に番組を盛り上げる。

 

その実績を作ってしまえば

 

次の仕事が舞い込んでくるかと。

 

スポーツは身体の消耗を伴いますから、必ず引退しなければならない。

 

その時のことを考えると

 

迷い込んできたメディア出演のチャンスをものにする事が

 

重要かもしれません。

 

タレントとして使われる事はあまりいい気分ではないかもしれませんが

 

引退して独立した後に、逆にテレビ局側が頭下げて

 

出演依頼してくるくらいになればいいのかと。

 

 

勝手ににそんなこと思いました。

 

 

 

素人ながら考察しました。

 

 

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

ではでは。

 

 

 

 

【書評】人生は攻略できる 橘玲 ~自分のキャラを活かし、世の中の仕組みにうまく乗っかる~

 

こんにちは、ともぞーです。

 

皆さん台風は大丈夫でしたでしょうか?

 

地域によっては大きな被害も出ているようですので、自治体の情報をしっかり収集し、

 

ご近所さんと協力し合いながら乗り越えましょう。

 

私も川沿いの避難地域で、昨日は半日読書をしながら

 

避難所で生活しておりました。

 

さて、今回読んだ本はこちら。

 

人生は攻略できる

 

橘玲著 『人生は攻略できる』です。

 

結論から言うとこの本は

 

大学生や20代前半の人

 

読書嫌いな人

 

にぴったりの橘玲作品の中では珍しい本だと思います!

 

私は橘玲さんの本が好きで、大学の頃からちょくちょく読んでいました。

 

現実的で、救いようが無いれども、リベラルにその現実を受け入れる

 

私は橘さんの本の魅力はここだと思いますが、

 

何せ筆者の知識量が膨大なので、少々難しい言葉も多く、難しい・・・

 

私は調べながら読み進めることも多いです(笑)

 

しかしこの本の文章は非常に分かりやすく平易な文章。

 

高確率で橘さんの本をもっと読みたくなる作品だと思われますし、

 

それを見計らってか、あとがきに橘さん自身が分野別にご自身の本を紹介されてますww

 

この本では大きく分けて人生を

 

金融資本×人的資本×社会資本

 

の3つに分解し

 

それぞれをどのように増大させるか

 

および

 

どの様に組み合わせるか

 

を分かりやすく解説してくれています。

 

その中で私が重要だと感じた部分を紹介します。

 

 

「好きな事を見つけるのは難しいが、自分らしくいられる事を見つけるのは簡単」

 

 

よく好きなことを仕事にしよう!と言われますが、

 

 

誰もがイチロー大谷翔平の様に自分の才能に気づき、自分のやりたい事を確信してその道に突き進むことができるわけでは無い。

 

そこで筆者は視点を変えて、

 

好きな事→自分らしくいられる事

 

に基準を置いて仕事を選ぶべきだと提唱。

 

そして自分らしいと感じれる事があればどんどんトライ&エラーを繰り返す。

 

この自分らしさとは自分のキャラのこと。

 

リーダータイプ、縁の下の力持ちタイプ、まじめタイプ、おちゃらけタイプ・・・

 

 

自分のキャラとは

 

我々人間が小さい頃、学校等の集団生活において

 

他者とは被らず、その集団で存在を維持できる様に自ら選んだ生存戦略

 

なお、この友達同士の中で作り上げるキャラは親から受け継いだ遺伝子は土台となるものの、

 

キャラを創り上げる過程には親は関与できない。

 

もうそれは子どもたち同士の絶対的な領域なのだそう。

 

私の場合はどちらかというと外交的ではなく、コミュ力も高いとは言えませんが

 

割と人当たりは良かったので、友達に誘われてほいほいついていくと

 

面白い出会いや出来事に遭遇するタイプでした~(笑)

 

なので今でも出来るだけ明るく積極的な友人に引っ張れれる形で

 

派手ではありませんが楽しく過ごしております(笑)

 

人に引っ張ってもらうタイプですかね。

 

みなさんはどんなタイプでしょう?

 

そのタイプを活かし人生を設計していく。

 

先ほど触れました通り人生は

 

金融資本×人的資本×社会資本

 

で構成されていて、

 

若いうちは金融資本はないけれども

 

人的資本と社会資本を増大させる最後のチャンス。

 

なぜならあらゆることの選択肢が多いから。

 

特に日本では少子高齢化で若者の希少価値は増しており、

 

会社でも希少価値の高い若者を求めますし、若者に仕事を与えます。

 

こうした環境でできるだけ人的資本×社会資本を増大させることが

 

将来の金融資本の増大にも役立つそうです。

 

また人的資本と社会資本をある程度持っておくことで

 

金融資本にリスク集中することなく、分散させておくことも可能。

 

若いうちに何でも挑戦するってことは合理的なことが分かります。

 

この本には我々人間としての生物としての進化の過程で獲得した特性を

 

社会に順応させ、人生を攻略する方法を紹介しており

 

金融資本の増大の方法も書かれています。

 

ただしこちらは話が簡略化されているので同じ橘玲さんの

 

国家破産はこわくない (講談社+α文庫)

国家破産はこわくない (講談社+α文庫)

 

 

 

 

ここら辺を読むともっと詳しく書いてあります。

(少々内容は難しいですが、目からうろこの内容で、経済・金融・税制の勉強になります!!)

 

割と近年ネット上でも橘さんの本が紹介されている事が多いですが

 

まだ橘玲作品を読んだことが無いという方は

 

まずはこの『人生は攻略できる』を読んでみてはいかがでしょうか?

 

そうすれば

 

橘玲を攻略できる”

 

道筋も開けるかもしれません(笑)

 

ではでは。

 

人生は攻略できる

人生は攻略できる

 

 

【書評】お前なんかもう死んでいる 有吉弘行 ~この時代だからこそ意識低く生きる人生論~

こんにちは、ともぞーです。

 

本日読んだ本はこちら。

 

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ50の法則

 

もうね。この表紙から分かりますよね、何とも言えない悲壮感。

 

確かに本の中身は悲壮感漂うし、夢や希望を持てる内容ではありません。

 

でも、読了後は

 

不思議と肩の力が抜けて少し楽になりました。

 

この本は今やテレビで見ない日はない有吉弘行さんの人生論。

 

有吉さんって常に裏の顔を持ってそうな感じしますよね。

 

決して悪い意味では無く、

 

良い意味で冷めた目で物事を見てて

 

決して天狗にならない感じ。

 

この本でその理由が分かりました。

 

有吉流、人生論をまとめると

 

1 そもそも人生は運のみ。実力なんてみんなあんま変わんない。

2 自分でどうにもならない事で努力なんてするな。

3 夢見ずに、身の丈より少し下くらいの生活を。

4 金使うな、貯金残高で心の余裕を持て。

 

 

一回猿岩石の人気絶頂から1日1食、食費250円のどん底を味わった有吉さん。

 

だからこそ、こんな人生観を持ったのかもしれませんね。

 

変に夢や希望を持っても

 

人生転落した時のショックを自分で広げているようなものだと。

 

その為にも

 

今の仕事がなくなっても何とか食っていける

 

を見つけろと。

 

そこで有吉さんの場合は

 

「ホームレスになっても大丈夫なように炊き出しの場所を把握する」

 

「食事に連れていかれたら店員さんに愛想よくして、仕事無くなった時に

バイトとして雇ってもらえる様に好印象を」

 

「お金をくれるダチョウ倶楽部の上島さんに愛想を振舞う」

 

といった事をしたそうです。

 

なので上島さんにご馳走になる際は

 

おごってもらう=仕事=楽しもうと思わない

 

と考え、上島さんが気持ちよくなるように常に心掛けたそう。

 

確かに会社員なら会社がこの先潰れることも頭に入れて

 

なにか可能性のある他の選択肢を持っておくの重要ですよね。

 

また先行投資だと思ってお金がない時でも

 

哀川翔さんの誕生会には大きな花束を用意したり。

(その後哀川翔さんやその奥さんに可愛がられて仕事もらえたり)

 

こういったところは狡猾ですよね(笑)

 

お金の使い方が上手い(笑)

 

そして上なんか見ずに下を見て

 

まだまだ俺より下がいる。

 

と思って心の余裕を保つ。

 

決して高みを目指さない。

 

与えられた仕事のみ努力してやる。

 

それ以上の努力は無駄。それ以上のことは運。

 

だから有吉さんはやっと仕事が貰えた『内P』という番組で

 

それまでのプライドを捨てて

 

求められた裸芸やマスク芸をやったそう。

 

それから仕事が増えていった。

 

このプライドを捨てる、は私も見習わなきゃ。

 

 

そして貯金残高に溜まっていくお金を見て死んでいくのは

 

案外幸せなんだと。心安らかに死ねるのだと。

 

使えば使うほどお金は増えるなんて嘘だと言っています。

 

有吉さんが全く仕事が無くても何とか生活できたのは

 

猿岩石の年収4000万円時代にも

 

とにかく貯金をしたそう。

 

心のどこかで、「あぁいつか人気落ちるな」

 

という思いはあったそうです。

 

一方で先ほどのような”先行投資”はちゃんとしてますからね。

 

やっぱり賢い(笑)

 

他にも面白かったのが、対人スキル。

 

・挨拶は大きめの声

・つまらない話でも大きくうなずいて、心の中では見下す

・笑いの基準を下げて、笑ってあげる

 

これは使えそうですね、普段のコミュニケーションでも。

 

なんでも現場でも挨拶する人も意外と多いので

 

笑って挨拶しとけば可愛がってもらえるから楽なもんだ

 

と言っています。

 

こういったような

 

決して夢や希望、やる気は持てないけど

 

現実的で冷めてて、でもどこか実用的で

 

いい意味で肩の力を抜けられる内容。

 

 

最後に有吉さんの言葉を

 

諦めてください。上昇志向とか一切捨てたほうがいいです。頑張ろうとか一切無駄です。しょせんどう頑張ったってダメなものはダメなんだから。そう思えばラクに生きられます。僕みたいに。  

 

 よくある意識高い系本に疲れたら読みましょう(笑)

為になります。